小満は立夏から数えて15日目頃の時期になります。陽気が良くなりあらゆる生命の木がだんだんと長じて天と地に満ちる時期ということから小満と言われています。夏の暑さも加わりはじめ、麦の穂が満ち、草木が育ち、田植えの準備なども始まる頃です。
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)は、二十四節気の「小満」の初候であり、七十二候の第二十二候。
蚕が絹糸を生み出すために桑をたっぷり食べる時期という意味。白い姿に柔らかい見た目の蚕は桑の葉をたっぷりと食べて美しい絹糸を吐き出します。蚕の語源は、飼い蚕と言って、昔から蚕は人間に飼われて、その蚕を日本人はお蚕さまと呼んで大切にしてきたのです。この時期は小満とよばれ、生きる者すべての命が次第に満ちていく頃の事を言います。
蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)の旬の野菜は「ソラマメ」ソラマメは、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などが含まれています。他にもソラマメは、皮に食物繊維が多く実は皮ごと食べるのがおすすめです。塩ゆでにしてソラマメ本来の甘さや食感を楽しむのがグッド♬
旬の草花は「虞美人草」虞美人草というと、ピンとこないかもですが、別名はポピー、ヒナゲシといえば聞いたことがあるかもですね。花言葉は、「慰め」
開運アクションは「太陽の光を感じる」です。この時期は日差しがきつすぎないので外に出て自然を楽しみ、太陽を浴びることがとってもおすすめ。人間は暗い場所にずっといると、知らず知らずのうちに気がめいってきたりメンタルが沈みがち。そんな時には重い腰を上げて、外にでて太陽を仰ぎ見る、そして太陽に光を感じることで自然と気分も運気も一緒に回り始めるんです♬
紅花栄(べにばな さかう)は、二十四節気の「小満」の次候であり、七十二候の第二十三候。
紅花がキレイに美しく咲く季節という意味。橙色をおびた黄色い花が一面に紅花が咲く様は、青空に映えてとても奇麗な時期です。紅花は女性を彩ることに使うことができる花って知ってましたか?目で見て花の美しさを楽しむだけでなく、女性を彩る化粧の染料などにも使われてきたんです。花の色は橙黄色ですが、染料にすると鮮やかな赤色になるのです。昔はきっと自分を彩るために紅花摘む女性の姿があったのでしょうね♪
紅花栄(べにばなさかう)の旬の野菜は「しそ」しそは実はとてもたくさんの栄養価を含む野菜です。特にビタミンやミネラル類が豊富で、カルシウムは野菜の中ではトップクラス。ビタミンやミネラル類が豊富なのは女性の美を保つためには必須!しそを食べないという手はありませんね♪食べ方は…普段は薬味のように使うことの多い野菜ですが、シソの栄養分をそのまま溶けだしたシソジュースがダントツおすすめです♬
紅花栄(べにばなさかう)の旬の草花はもちろん「ベニバナ」花言葉は、「特別な人」
開運アクションは「可能性を信じる」です。この時期は、植物や生き物が陽ざしを浴びて、大きく輝く時。 徐々に太陽の日差しも増してきて、澄み渡る青空の下で生命が輝く時期です。この時期こそ、自分の心の中も自然の命の息吹の力を借りて、スッキリさせてみませんか? 自分がどうなりたいか、どうありたいのかを見つめなおしてみると、そこから、自分の新たな可能性をも見えてくるかもしれません。
麦秋至(むぎのときいたる)は、二十四節気の「小満」の末候であり、七十二候の第二十四候。
麦が熟して収穫する頃の季節という意味。麦秋至(むぎのときいたる)の時期は、夏になり暑い時期になりますが、麦が熟して収穫する頃の季節のことを昔から実りの秋と表現したのだそうです。この時期は、麦だけでなく様々な植物の命が満ちてくる時期。実りを迎える時期です。その実りのエネルギーを人間も享受して夏の大地の命の恵を頂いてみてくださいね。
麦秋至(むぎのときいたる)の旬の果物は「びわ」びわは、捨てるとこの無い植物と言われています。実だけでなく葉にも美容成分などが含まれていたり、昔から薬としても使われてきたのだそう。
麦秋至(むぎのときいたる)の旬の草花は「水芭蕉」水芭蕉の花言葉は、「美しい思い出」
開運アクションは「衣替え」です。この時期になると、厚手のモノから薄物への衣替えが行われます。衣替えは文字通り季節に伴った整理整頓ですが自分のことをすっきりさせることができるイベントでもあります。衣替えしながら自分の中ではっきりと要るか要らないかということを考えながら作業をすることで箪笥の中だけでなく頭の中もすっきり整理ができます。
運気を上げるにおいては、要るものと要らないものを分けるということはとても大切なことですよね♪