立夏とは夏が始まる頃のことを言います。「夏が立つと書いて、夏の兆しが見え始める時期」という意味です。この時期はわかりやすく言えば「初夏」日差しも夏仕様になり気温も高くなってきます。でも、この時期は湿度が低いため過ごしやすい季節になります。こいのぼりが青い空に泳ぐのもこの時期。
蛙始鳴(かわず はじめて なく)は、二十四節気の「立夏」の初候であり、七十二候の第十九候。カエルが鳴き始める時期という意味。
野原や田んぼなどでカエルの鳴き声を聞くことができるようになる季節のはじまり。 この蛙の鳴き声は雄のカエルが雌のカエルを呼ぶ声なのだそう。昔はカエルといっても川や田んぼ、住むところによってその呼び名が違っていたって知ってましたか? 実は『カエル』とは川に住むカエルという言葉がなまって『カエル』という言葉ができたという一説があるそうです♬
蛙始鳴(かわずはじめてなく)の旬の野菜は「ニンジン」です。昔のニンジンは風味が強くて子供の頃はニンジンが嫌いという人も多かったのではないでしょうか?。そのニンジンは時代の流れとともに品種改良で甘味を増した野菜に生まれ変わっています!おすすめの食べ方は「にんじんしりしり」にんじんの甘さがおいしく、ぱくぱく食べられる一品です♪
旬の草花は「藤」の花。4月の終わりから5月の初めにかけて花を咲かせる藤の花は春の終わりを告げる花。美しくしだれ咲く藤の花ですが、昔は食用として使われていたこともあるのだそう。色々なことに利用できる万能な植物ですね♪
開運アクションは「音や香りを楽しむ」こと♬季節が春から夏に入る頃、大きな変化は感じず緩やかに季節が移り変わる時期。そんな時は、心を落ち着けてゆっくりと季節の移り変わりを楽しむように、自然の中の香やカエルの泣く音など に耳を傾けたりしてみてください。普段は気付かないことも気づけたりするかもですよ♪
蚯蚓出(みみず いずる)は、二十四節気の「立夏」の次候であり、七十二候の第二十候。
ミミズが土の中から出てくる時期です。ミミズは一見すると害虫のようですが実は人の生活にとっても役に立つ生き物。作物を育てる田畑の土を肥やしてくれる役割を果たしてくれます。ミミズには別名があることを知っていますか? ミミズの別名、それは「歌女」。田畑や野原の土の中からじーっという聞こえてくる音を昔はミミズの鳴き声と思っていたそうです。その音が女性の声に似ているということでついた別名が「歌女」なのだそう。 素敵ですよね♪
蚯蚓出(みみず いずる)の旬の果物は「イチゴ」赤いコロンとした可愛い姿形のイチゴ、大好物という方は多いはず♪ でも実はイチゴは果物ではなく野菜の分類にはいるのです。ビタミンCをたっぷりと含んでいて女性の美を保つのに必須の食材ともいえます♬お勧めの食べ方は新鮮なものをそのまま生で頂くのが一番!
開運アクションは「一瞬一瞬を大切にする」現代では毎日の生活に追われて、気付けば暦の旬の時期を見逃しがち。この蚯蚓出(みみず いずる)の春から夏に入る時期は緩やかに季節が移り変わる時期です。目だったことにばかり目を向けず、たまには一息ついて心を落ち着けてゆっくりと季節の移り変わりを楽しむのが運気アップに 繋がったりします。
竹笋生(たけのこ しょうず)は、二十四節気の「立夏」の末候であり、七十二候の第二十一候。
竹の子が生えてくる時期という意味。まだ朝夕には肌寒さを感じるときもありますが暦の上では既に夏になります。竹の子といえばそのまま竹の子供なのですが、その語源は竹が自分の子供に栄養を与えて育てるということからきているそうです。竹の子が生えてくる前に親である竹の木は生まれてくる子供に栄養を分け与えるので葉っぱをだんだんと黄ばませてしまうのです。我が子のために身を削って栄養を分け与えるのは人間も動物も植物も皆一緒ですね。
竹笋生(たけのこ しょうず)の旬の野菜はもちろん「タケノコ」カリウム、アミノ酸、マグネシウム、リン、亜鉛、食物繊維などが含まれていて、 食物繊維がとても豊富なのでお腹の調子を整えたりするのにも役立ってくれます。お勧めの食べ方は掘りたては「タケノコのお刺身」がダントツおすすめ。他にもタケノコの煮つけやタケノコご飯など♬
旬の草花は「サツキ」花言葉は、「節約」
開運アクションは「季節は一瞬。その瞬間を大事にする」です。1日で120cm以上も成長したという言い伝えがある竹の子、同じようにこの竹の子が生じる季節はあっという間に 進んでしまいます。季節の移り変わりというものを意識したことはありますか?意識しなければ時は気付かないうちに過ぎ去ってしまいます。季節や旬をあえて意識することで、その変化に対応できるか否かが開運に大切なことだったりします。その瞬間を大事にする、感じること、今の季節を楽しむということを積極的に意識してみて下さいね♪