「清明」とは「清浄明潔」の略で、春の季語となります。春の清らかで生き生きとした様子を表しています。若葉が一斉に芽吹き、花が咲き誇り、春風と柔らかな陽差しとともに、すべてのものが清らかに明るく感じることのできる季節です。
玄鳥至(つばめきたる)は、二十四節気の「清明」の初候であり、七十二候の第十三候。
「南の方からツバメがやって来る頃」という意味。冬を別の場所で過ごしていたツバメが日本にやってきて、子育てをする時期です。ツバメはさまざまな呼び方があり「ツバクロ」「ひいご」「またがらす」など、 地域によってとてもたくさんの呼び名があります。その中に「玄鳥(げんちょう)」があり、玄鳥至(つばめ いたる)という呼び名はここからきています。
日本では「ツバメの巣があるところには、幸せが訪れる」と言われているように、 運氣を運んでくる鳥だとも言われてています。「ツバメの巣がある家は金運が上がる」「家にツバメの巣があると、子宝に恵まれる」 「ツバメの巣があるお店は繁盛する」などなど幸せのシンボルともいえますね。
玄鳥至(つばめきたる)の旬の野菜は「行者ニンニク」 アリシン、スコルジニンなどの栄養素があり疲労回復・滋養強壮に効果があります。行者ニンニクは、成長するのが遅く、種を蒔いて芽が出るまで2年、さらにそれから3年ほど してようやく収穫できるのだそうです。 おすすめの調理法はしょうゆ漬け。 そのまま食べてもおいしいですし、ご飯のお供やお酒のアテにもなります。
玄鳥至(つばめきたる)の旬の草花は「月桂樹」 月桂樹の花言葉は、「栄光」「勝利」「栄誉」
開運アクションは「ツバメの雛を探してみる」ツバメは幸せを運んでくる鳥だといわれてますので、ツバメの巣のある所には幸運があるということ。 その巣にツバメがいて、ツバメの雛を見ることが出来れば、幸せのおすそ分けが増し増しになっちゃいます。
鴻雁北(こうがんきたへかえる)は、二十四節気の「清明」の次候であり、七十二候の第十四候。
「冬を過ごしていた雁が、北へと帰っていく頃」という意味。 渡り鳥である雁は、秋になると日本で冬を過ごし、この時期になると海を越えて北へと帰っていくのです。雁は見事に統制のとれた配列で飛んでいきます。その配列には意味があり、海を渡り飛んでいく雁にとって、 体力を温存しながら飛んでいくことが出来る飛び方なのだそうです。配列の順番にも意味があり、配列の真ん中にはメスや子どもの雁を守りながら飛んでいるとのこと。仲間愛の強い頭のいい鳥なのですね♪
鴻雁北(こうがんきたへかえる)の旬の野菜は「タラの芽」 タラの芽は「山菜の王様」とも呼ばれていて、「男だら」と「女だら」とあることをご存じでしたか?見分け方は「男だら」にはトゲがあり「女だら」にはトゲが少ないのが特徴。 お勧めの食べ方は、タラの芽と言えば定番の天ぷら。 抹茶塩などでさっぱりとタラの芽の苦みを楽しみながら食べるのがお勧め♬
旬の草花は「小手毬」小さい広い花が真ん丸になって咲く様はとっても愛らしく可愛く見えます。花言葉は、「優雅」「上品」「友情」など。
運気アクションは「卵料理をたくさん食べる」時期の運気アップを狙うなら、卵料理を食べること。 卵は私たちの生活の中でよく使われる食材です。 卵焼きやゆで卵、お菓子に使ったりとバリエーション豊かです♪ 普段とは違う卵料理を食べるとさらなる運気アップも期待できるのでぜひお試しを♬
虹始見(にじはじめてあらわる)は、二十四節気の「清明」の末候であり、七十二候の第十五候。
「長く続いた春の雨が上がって、空に虹を見ることが出来る頃」という意味。この時期になると初夏に向けて夕立が増えてきます。突然の夕方の跡に虹見ることも増えてきますね。 虹が見えるということは、それだけ日の光が強くなってきたということです。ところで、虹の色は日本では七色と言われていますが、実は世界では虹の色は七色というのはデフォルトではないって 知っていましたか?アメリカでは藍色がなくてが6色いうのが一般的。 ほかの国でも5色だったり3色だったりする国もあるのだそうです♬虹の色は場万国共通ではなかったのですね(^^;)
虹始見(にじはじめてあらわる)の旬の野菜は「ミツバ」ミツバといえば、茶わん蒸しやお吸い物にトッピングされたものとういうイメージで料理の素材というよりは 薬味というような印象が強いかもです。でも、お浸しや和え物などにするととてもおいしいのでおすすめです。
旬の草花は「フリージア」フリージアの花言葉は、「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」など。
開運アクションは「虹を探してみる」この時期の運気アップにぜひ虹を見つけてみてください。虹は幸運の象徴ともいわれています。虹を見つけると意味もなくワクワクしちゃいますよね。さらに二重に見える副虹、ダブルレインボーを見つけたらさらなる運気アップの兆し到来ですよ♪