旧暦では、「一年のはじまりは立春」です。季節の指標である「二十四節気」の1番目の節気となります。「春が立つ」と書いて春の兆しが見え始める頃という意味で、暦の上で春が始まります。
東風解凍(はるかぜこおりをとく)は、二十四節気の「立春」の初候で、七十二候の第一候です。「暖かい春風によって、冬の間に凍っていた川や湖の氷が解け始める頃」という意味。この時期は、旧暦では一年の始まりになります。 新しい年度のはじまりです。 東風(こち)とは、春風のことを指していて、 中国の陰陽五行の思想からきています。
旬の食材は色々ありますが春の日差しを思わせる「菜の花」や「シラウオ」がおすすめ。シラウオは地域によってはなかなか手に入りにくい食材だたりするので、 春の息吹の菜の花のおひたしなどはいかがでしょうか?
そしてこの時期の開運アクションは旬の花の「梅」を見に行くこと。 梅の花が咲くのは早春、 梅は冬の寒さに耐えて花を咲かせる様子から、清らかに咲く花として慕われています。 ぜひ旬の梅のお花見に開運お散歩などいかがでしょうか?
黄鶯睍睆(うぐいすなく)二十四節気の「立春」の次候で、七十二候の第二候。「春を告げる鳥であるウグイスが、鳴き始める頃」という意味。
ウグイスが鳴きはじめると春を感じますね。 この頃のウグイスは実はまだ鳴き方の練習をはじめたばかり 「ホーホケキョ」と上手く鳴けず、 「ホーホケッ…」や「ホーッケ…」という感じで上手に鳴けないのです。 この鳴き方を「ぐぜり鳴き」というそうです。 ウグイスをみつけたら、鳴き方に注意してよく聴いてみてくださいね。
そして旬の食材は「さやえんどう」 旬の時期のさやえんどうは、ほかの時期に比べて栄養価も高く、甘みも強いのです。おすすめの食べ方は色々ありますが、おしゃれにペペロンチーノはいかがでしょうか? パスタの色に綺麗な緑が映えて、ピリッとした辛さと甘味をましたさやえんどうのコントラストが 楽しめますよ♪
開運アクションは「ウグイスをみつける」 お出かけ先で鳴く練習を始めたばかりのウグイスをみつけてみてください♬
魚上氷(うお こおりを いずる)は二十四節気の「立春」の末候で、七十二候の第三候 「暖かくなってきて、冬の間に張っていた氷が解け、魚が跳ね上がる頃」という意味。立春とはいえまだまだ寒い時期ですが、気温も少しずつ上がってきて、川や湖に張っていた 氷が薄くなってきます。氷が解けて薄くなった氷の下に魚の姿が見えるようになったり、 氷が解けている水面に魚が姿を現す様子を見かけるようになります。 この時期に見られる薄い氷のことを「薄氷(うすらい)」と呼び、春の季語にもなります。
この時期の旬の食材は「明日葉」や「わかさぎ」 明日葉と言えば青汁の原料ですが、江戸時代から滋養強壮によい薬草として知られてきました。葉っぱを摘んでも次の日には新しい葉っぱをつけていることから明日葉という割れるようになったとのこと。お勧めの調理法はてんぷらや和え物。 旬の食材のワカサギもてんぷらにして今夜のメニューの一つにいかがでしょうか?
開運アクションは「つがいのめじろさがし」 つがいのめじろなんてなかなか見つけるのが難しそうですが、そのぶん見つけた時には 開運間違いなしだと思いませんか?