立冬は、冬の気配がたち始め初雪が降るなど冬の様相へと変わっていきます。この時期になると木枯らしが吹き、早いところでは初雪が降る時期です。
山茶始開(つばき はじめて ひらく)は、二十四節気の「立冬」の初候であり、七十二候の第五十五候。
山茶花(さざんか)が咲き始める頃という意味。山茶始開(つばき はじめて ひらく)、つばきなのになぜ、その意味はさざんかが咲く頃…なのでしょうか?不思議に思った方もいるかもしれません。それは実は「山茶」がツバキの漢名になるからだそうです。そして昔はツバキとサザンの区別がはっきりしていなかったのも理由のひとつ。
山茶始開(つばきはじめてひらく)の旬の果物は「みかん」みかんは日本の冬には必須の果物というイメージがあります。寒い冬にコタツに入ってテレビを見ながらみかんを食べる…この経験はきっと誰もがしていると思います。原産国はインドや中国で、漢字では蜜柑と書き読んで字のごとく甘い柑橘のこと。おすすめの食べ方は皮をむいて薄皮ごといただいくです♬
旬の草花はもちろん「サザンカ」サザンカは日本の固有種の花。ツバキとよく似ていますが見比べると花の形状から別物であるとわかります。サザンカは寒さが増してくる季節に咲く花です。そのためサザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」です。
開運アクションは「紅葉狩り」赤く色づいた山の紅葉を楽しむことを紅葉狩りといいます。昔から日本人は季節ごとのイベントを大事にして楽しんできました。ぜひ古き良き時代からの流れを汲んでこの時期ならではの紅葉を楽しんでほしいなと思います。遠くへわざわざ行かなくても、色づく木々を眺めにたまには近場の公園などへお散歩してみてはいかがでしょうか?
地始凍(ち はじめて こおる)は、二十四節気の「立冬」の次候であり、七十二候の第五十六候。
大地が凍り始める頃という意味。 この時期になると早朝には霜が降り、水辺や水路には氷が張るのを見るようになり、冬へと入っていきます。朝方、草に降りる真っ白い霜の下には土が少しもりあがりその隙間には霜柱が見え隠れしています。 子供の頃一度はこの霜柱をザクザクと足で踏み鳴らして楽しんだことはなかったでしょうか? 地始凍(ちはじめてこおる)の頃は、大地も凍り始め、いよいよ冬がやって来ることを実感する時。地始凍(ちはじめてこおる)の旬の野菜は「ほうれん草」ほうれん草は緑黄色野菜の中でもずば抜けた栄養で知られています。 その栄養素は鉄分。 なんと、野菜であるにもかかわらず牛レバーに匹敵するほどなのだそうです。 おすすめの食べ方はほうれん草のバター炒め。 バターと合わせることで、ほうれん草のえぐみが緩和されて美味しくいただけますよ♪ 旬の草花は「茶の花」茶の花は白い小さな花。 その名の通葉っぱはお茶として楽しむことができて私たち日本人には欠かせないものとなっています。紅茶・ウーロン茶・緑茶と加工方法でいろんな楽しみ方がでいます。とはいえ、つい葉っぱばかりが目につきますがその花は白く可憐な姿です。その可憐さからか茶の花の花言葉は「純愛」。 開運アクションは「大地を歩く」です。 地始凍(ち はじめて こおる)は大地も凍り始める時期。 そんな時だからこそ大地からのエネルギーを自分自身に取り入れるチャンスです!その他名は大地をしっかり踏みしめてみることがお勧め。 ぜひ、この時期の大地のパワーを感じながら踏みしめて大地を歩いてみてください。
金盞香(きんせんか さく)は、二十四節気の「立冬」の末候であり、七十二候の第五十七候。
水仙が咲く頃という意味。金盞香(きんせんかさく)の、金盞とは水仙のこと。別名、金盞銀台とも呼ばれています。金盞とは金の盃のことです。 水仙の花の形状を思い浮かべてみてください。 中央の黄色い部分を上に向けると金の盃のように見えませんか?そして、その周りの白い花びらはその杯を支える銀の台となります。花を杯に見立てるなんてなんとも風雅ですよね。
金盞香(きんせんかさく)の旬の野菜は「レンコン」レンコンは蓮の根と書いて蓮根というので、よくハスの根がレンコンだと思われがちですが、 正しくはハスの地下茎のことです。レンコンは泥の中で育ちます。実は泥の中は酸素がすくなく レンコン自身が効率よく酸素を送るためにレンコンには穴が開いているのだそうです。おススメの食べ方はお肉との組み合わせでのお料理がお勧め。豚肉とレンコンの炒め物なんてお酒のお供にも最高かもですね♪
開運アクションは「温かい飲み物でティータイム」です。この時期アップには、温かいものを飲むことがおすすめ。この時期になると、寒さが増してきて何かと焦りがちになってしまうようです。そんな時こそホッと落ち着く時間を取ることがとっても大事です。ホッとすることで知らずこわばっていた身体の緊張も和らぎ、自分自身の周波数もアップできちゃいます。