大暑はその文字の通り、一年で最も暑くなる時期のことです。この時期になると空の雲の様子も変わりもくもくの入道雲が見られるようになります。夏祭りや花火大会などの夏ならではのイベントも各地で行われます。また「う」の付くものを食べて夏の暑さを乗り切る鰻を食べる「土用の丑」がやってくるのもこの時期。
桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)は、二十四節気の「大暑」の初候であり、七十二候の第三十四候。
桐の花が咲き始める時期という意味。この時期は暑い夏の時期。暑さから普段普通にできていることが、できなかったり、暑気あたりでぼーっとしたり、 こんな時期は涼を楽しく取る方法を考えながら、あえて暑さを感じる旬の過ごし方を工夫して見はどうでしょうか?大暑の時期にあたる、この頃は、土用(どよう)の丑(うし)の日を迎えます。この時期の土用の丑の日は、気温が上がり、体調を崩しやすい時期であることから、 夏の土用の丑の日に特に目を向けるようになったんです。これから来る猛暑に向けて、精をつけるために「う」のつく食べ物、うなぎ、うどん、梅干し、うりなどを 食べて乗り切るという意味が込められています。
桐始結花(きり はじめて はなをむすぶ)の旬の野菜は「とうがん」とうがんは水分がとても多く、カリウムの割合が高いのが特徴。とうがんは煮たり蒸したりするととても柔らかくなり、たくさんの量をペロリと食べれてしまいます。カリウムは血中の塩分排出を促すため、むくみ対策に効果的です。夏の暑さクーラーなどでむくみがちな体のメンテンスにとうがんを食べてみるのお勧めです♪
旬の草花は「桐」の花。日本では、桐の花は家紋などにも使われる馴染みの深い花。でも花よりも「桐」といえば着物などを入れる桐のタンスを思いうかべてしまうという方も多いようです。桐の花言葉は、「高尚」
開運アクションは「花火を見る」です。この時期は、夏真っ盛りの時期。 暑さのせいで現在では室内に閉じこもりがち。そんな時には、気分転換もかねて、夜に花火などどうでしょうか?夏の空の花火大会で夜空を見上げて、たまには自分自身を無条件に楽しませてみてはどうでしょうか?何かを気付きやきっかけをみつけることができるかもしれません。
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)は、二十四節気の「大暑」の次候であり、七十二候の第三十五候。
熱気で土が湿り蒸し暑くなる時期という意味。大暑の時期なので最も暑くなると言われているこの時期は、打ち水や夕涼みなどをしながら暑さをしのぐ 時期でもあります。夏の陽射しと熱気で青々と茂った草も木々も陽射しに照らされて熱気が揺らめくように見えたりします。その熱気の事をまるで植物が息をしているように見えるので「草の息」と呼ぶそうです。
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)の旬の野菜は「枝豆」7月から9月の夏の時期に旬を迎える枝豆。タンパク質やカロテン、カルシウム、ビタミンCなどが含まれています。また枝豆は、大豆と同じようにタンパク質が豊富ですのでこの夏の暑い時期には積極的に取りたい野菜です。お勧めの食べかたはシンプルに塩ゆで。 夏の暑い日にには冷たいビールのお供に最高ですね♪
旬の草花は「ひまわり」英名はサンフラワー、その名の通り太陽のような夏の花です。 ひまわりの名前の語源を知ってますか? ひまわりは、太陽の動きに合わせて花を咲かせることから陽まわり…というのだそう♬花言葉は「敬慕」
開運アクションは「普段より体調に気を付ける」です。この時期は、1年で最も暑い時期。 自然現象だし暑いだけだからといって、普段通りに振舞うのではなく、十分に自分の身体を顧みて 体調を整えるのが大事になります。昼間と夜間の温度差も視野にいれて、いつも頑張っている自分の身体の体調に気付いてあげてくださいね♪
大雨時行(たいうときどきにふる)は、二十四節気の「大暑」の末候であり、七十二候の第三十六候。
集中豪雨や夕立などの夏の激しい雨が降る頃という意味。昔からこの時期の大雨や夕立を「銀竹」と呼ぶことがあります。激しい雨が降る雨の落下奇跡がまっすぐで太く感じられることから銀色の竹と表現したのでしょうね。 とっても素敵な言い回しですよね。またこの時期の雨は蝉時雨とも呼びます。季節の移り変わりにうるさいくらいのセミの鳴き声が激しく降るこの時期の雨になぞらえたのでしょう。
大雨時行(たいうときどきにふる)の旬の果物は「すいか」すいかは、収穫直後が一番甘くて最高に美味しいので取り立てを頂くのが一番おすすめ。そして実だけでなくその皮もお漬物にしたりして食することができて捨てるところのない果物です。お勧めの食べ方は取り立てをすぐにカットして頂くです。
旬の草花は「百日紅」薄桃や薄い紅色の花が100日間咲き続けることからこの名前がついたそうです。炎天下でも花を咲かせる生命力が強い花です。百日紅の花言葉は、「あなたを信じる」
開運アクションは「今この時を楽しむ」です。この時期は、夏の最も暑い最後の時期。一年で一番温度も太陽の陽ざしも暑い、まさに「夏」そのものを思いっきり楽しんでみませんか?瞬時に降り出す夕立のような雨、その後の雲の大きさ空の青さ、吹き出す汗の多さも 夏だからこそ体感できるこの時「今」を思いっきり感じてみてください。