夏至は、一年のうちで最も昼の時間が長い一日のこと。日本における旧暦5月内にやってきます。 現在広まっている定気法では太陽黄経が90度のときで6月21日頃のこと。この日を境にだんだんと日が短くなっていきます。
乃東枯(なつかれくさかるる)は、二十四節気の「夏至」の初候であり、七十二候の第二十七候。
靭草が枯れたように見える時期という意味。靭草って知ってますか? 靭草の花は古代から生薬として世界中で役立ってきたのだそうです。親指ほどの紫色の花が穂のような形で、6月から8月に咲きほこります。夏枯草という別名もあり、花穂を飲むと利尿作用や消炎作用などの効能があると言われています。最近はあまり名を聞かなくった薬草ですが昔は漢方としてとても人気のあった野草なのです。
乃東枯(なつかれくさかるる)の旬の果物は「夏みかん」普通のみかんに比べると柑橘系特有のさわやかな香りが楽しめる果物です。酸味が少し強めではありますが、筋にはたっぷりと食物繊維が含まれ、夏場の紫外線による肌の傷みや老化を抑えてくれる効果が あるのでこの時期女性にとってはとっても嬉しいお助けフルーツですね♪
乃東枯(なつかれくさかるる)の旬の草花は「靭草」花言葉は、「優しく癒す」
開運アクションは「夏至を楽しむ」です。1年で最も夜が短い日だと言われる夏至。太陽が一番高い位置に出るので影が1番短い日なのだそうです。今では太陽で時間を刻むことなんてしませんが、昔は季節によって時間の刻み方も変えていたのだそう。 太陽の上り沈みに合わせて生活を営んでいたんです。当たり前に陽は昇り、当たり前に陽は沈む。 そんなあたりまえをちょっとだけ意識してみると、違った世界を感じることができるかもです♬
菖蒲華(あやめはなさく)は、二十四節気の「夏至」の次候であり、七十二候の第二十九候。
華菖蒲の花が咲く頃の季節という意味。古くであれば「菖蒲」は、あやめともしょうぶとも呼ばれていました。あやめの鮮やかな青い色の花は雨でどこかしこも色彩が煙る中とても鮮やかに目を惹きます。この時期は、一年の中で最も雨が降る時期とされています。来る日も来る日も雨ばかりでは我知らずのうちについ鬱鬱としてしまいがち。ならば、いっそ割り切って雨の日を楽しんでみるという方向に気分を変えてみてはどうでしょうか?
菖蒲華(あやめはなさく)の旬の野菜は「みょうが」みょうがは、水分、タンパク質、炭水化物、ビタミン類などを含んでいます。独特の香りを生み出す成分は食欲増進、消化を助ける働きがあります。みょうがといえば、おもに薬味として食べることが多いかもですが、てんぷらにして食べるのもお勧めです。
菖蒲華(あやめはなさく)の旬の草花は「くちなし」この時期になると雨の中、甘い良い香り放ちます。花言葉は、「幸せでとても嬉しい」です。くちなしはアメリカでは初恋の花と呼ばれているそうですよ。
開運アクションは「自分と向き合ってみる」この時期は、ちょうど一年の半分が過ぎた頃。そして、その年の後半に入っていくときです。ちょうどこの時期の行事には夏越祓があります。年明けからの半年間の自分を振り返って厄を払い、新しい気持ちで残りの半年を過ごしていきましょう💖
半夏生(はんげ しょうず)は、二十四節気の「夏至」の末候であり、七十二候の第三十候。
半夏(からすびしゃく)が生え始める時期という意味。緑色の仏炎苞に包まれた細長い袋のような花を半夏(からすびしゃく)といいます。紐のような形をしており上に向かって生える草の形状が 烏の柄杓に見えることから「からすびしゃく」という名前が名づけられました。半夏生の時期に降る雨は、「半夏雨」と呼ばれ、この頃の雨は大雨になると言われて昔から警戒されていました。
半夏生(はんげしょうず)の旬の野菜は「おくら」ネバネバするのが特徴のおくら。でも、このネバネバは健康にとても良い成分でもあります。お勧めの食べ方は、このネバネバ感を楽しむこと。これからの暑くなる季節、夏バテ解消にもお役立ちの食材です。
旬の草花は「カラスビシャク」カラスビシャクは、花の形がカラスの柄杓に似ていることから名づけられた名前なのですが、 他の色とりどりの花に比べると花が花には見えず草のように見えてしまいます。地味な花ではありますが、その根っこは漢方として使われており半夏という別名もあります。花言葉は、「心落ち着けて」
開運アクションは「休息をとる時間を作る」です。半夏生の時期は、梅雨が終わり田植えが終わる頃。梅雨の終わりごろは大雨が降りやすいと言われています。こんな時期にはあえて行動的にならずに、梅雨の終わりの景色や温度を楽しみながら日頃から頑張って働いている 自分の身体に休息をとらせてあげるがお勧めです。